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ミスボドGW~第25回ミスボドレポート -前編-

5/2ミスボドGW~5/3ミスボド本会に参加してきました。

平日開催のGWですら70人超、本会に至っては225人が参加されたとのことで、人気のほどや主催の秋山さんの人徳が伺えますね(正直、オープン会というとほぼミスボドしか行かないので、人徳はともかく規模については慣れちゃった感があるのですが)。

今まではゲーム会のレポートといえばtwitterで簡単に済ませていたのですが、今回は試験的にこちらに。

5/2 ミスボドGW

有給は取っていながら別件で参加できない予定だったんですが、なんのかんので参加できる運びに。

よそへ向かう足でそのまま会場に出向いてしまったので、同会で以前shikitaさんに譲って頂いて以来毎回持参していたスモールワールドなんかも持っていけずほぼ手ぶらで参加することになってしまい若干心苦しかったです。

後述の事情によりこの辺りの記憶が曖昧なのですが、記憶の限り遊んだゲームを書き出してみます。

犯人は踊る

軽くて盛り上がるゲームとして近頃話題ですね。

各人三枚の手札を持ち「うわさ」「情報交換」などのカードで手札を人に回して「犯人」カードの行方を見極めながら「探偵」や「いぬ」のカードを使って犯人カードのありかを当てるか、もしくは犯人カードを最後まで持ち続けて探偵から逃げ切ることを目指します。

いちゲーム五分とかからずに済むので「今日はスタートプレイヤーの正面の人が勝つ流れなんじゃないのか!?」なんて軽口を叩きながら、6-7回は遊んだでしょうか。読みや手札管理など、軽いながらもきちんとゲームしてる感じが良いです。

 

ローマに栄光あれ!

ゲーム置き場で次のゲームを思案していたところ、さたもとさんに「神ゲーやりましょう!」と誘われて、きっとアメリカンなボリュームと突っ込みどころに溢れたゲームなのだろうとの期待に胸を膨らませながらプレイ。

 

プレイヤーは古代ローマの権力者となり、ローマの復興に努めます。

手番ごとにトリックテイキングの要領でカードをプレイして行うアクションを選択し、場のカードを市民として雇ってアクションの回数を増やしたり、資材として獲得したり、その資材で建てる建物にしたり、直接勝利点にしたりします。それらすべての要素が、各辺にアイコンの記されたカードをボードにどのように置くかで表されており、コンポーネントは大変スマートです(ゲームは大変ファットなのですが)。

特筆すべきはやはり建物の強力さでしょうか。聞いたところによれば、このゲームの作者は最近では派手すぎるカード効果が飛び交う派手すぎるカードゲームであるところのイノベーションというゲームを作った方とのことで、やはりこちらのゲームでも建物カード効果が大変派手。

「一つのアクションを行うたびに追加で他のアクション2つ分の効果を得る」なんて効果はザラで、自分のところにいくら強いカードがきたところで、相手はもっと冗談みたいなカードをたくさん使ってるなんてこともザラです。

最終的にはさたもとさんが「you win immidiately when...」なんていうバカゲーのお手本みたいな効果の建物を「最強コスト最強効果のカード群の建物はコストの資源を払いきる前でも効果を使えるようになる」建物とのシナジーでグイグイ回して勝利。スマートさがなくかなり人を選ぶことは間違いないですが、神ゲーの文句に偽りなしのボリュームでした。

 

HOLOT

犯人は踊るのプレイ中、同じ部屋で目出し帽姿の二人組が何らかのゲームをインストラクトしているのを見て「こんなカードのやりとりをするまでもなく『犯人』はあいつらじゃねえか」などとたいへんいぶかしんで(失礼)いたのですが、不幸にもその怖いひとたちに連行されるchocoxina。

聞けばその人達は次回ゲームマーケットに自作ゲームを出展するサークルの方とのことで、次回新作ゲームをプレイさせていただきました。

 

プレイヤーは夢の中をさまよい、その中で見つけた金貨を現実世界に持ち帰ることを目指します。

ゲームの内容としては、二枚の手札のうち山札と交換する一枚を公開するか、両方を公開することでゲームから降りて1金を獲得するかを各プレイヤー一斉に選択します。その後降りていないプレイヤーで同じディールをもう二回繰り返し、最後に手札に一番強いカードを残していたプレイヤーが勝利して3金を獲得することでラウンドが終了、最初に6金を獲得することでゲームに勝利します。

誰かが公開しないと次のディールが発生しなくなる(しかも公開したプレイヤーはそれを山札と入れ替えるかも知れない!)カードや、公開することでディールを強制的に終了させるカード、最終ディール後の最強カードにのみ勝つことができるカードなどを効果的に使うために、積極的に口三味線を弾くと楽しめそうです。

目出し帽のひとたちは見た目と違ってたいへん優しいかたで一安心でした。

 

This is why you lose coins

HOLOTをプレイしたメンツでの会話の流れで、名刺代わりになるかと持ち込んでいた拙作をプレイしていただけることに。

名刺サイズのカード一枚と財布の小銭を使うゲームで、各人他のコインと接しないようにコインを卓上に配置しながら「誰かがパスをしてラウンドが終了した後にカードを場のコインに乗せてみたとき、カードが全く乗らないコインが発生しない」ギリギリを目指すチキンレースです。

このときのプレイの他に、いろんな人にカードを押し付けながら何度かプレイして頂ける機会があったのですが、毎度そこそこ盛り上がっていただけて、参加者のみなさんの優しさが目にしみます。

上手に写真を撮って頂けると、まるで古典名作ゲームみたいですね!!!

 

エスカレーション

ライナー・クニツィアのお手軽カードゲーム。

隣人がうるさいならこちらはもっとうるさくしよう! というようなテーマで、直前に相手が出したカードより大きな数字の書かれたカードを出すことを繰り返し、カードが出せなくなって場札を引き取ることがないようにします。

基本的には手札の引きや場の流れに大きく左右されるゲームのなのですが「同じカードは複数枚同時に出すことで、その合計数のカードを出したように扱うことができる」ルールのお陰で、自分で選択してゲームをプレイしている感覚があります。

今回は「出す機会の少ない1のカードだけは『他のカードと一緒に出して数字に1を追加するカード』として使える」というヴァリアント(私製変則ルール)でプレイしました。個人的にはそのルールはない方が「1のカードを消化するために少ないカードを引き取る」ような戦略が出たんじゃないかな? とは思いますが、ゲームの本分であるライトさはヴァリアントのほうが優れていますね。

 

インフェルノ

先ほどのエスカレーションと同じ方にインストして頂いた、こちらもクニツィアのカードゲームです。

1から5までのカードが5色、それぞれ四枚ずつある仲で、親が出したカードと同じ色か数字のカードを出し続け、先ほどと同じようにカードを出せなくなったプレイヤーがそれまでに出たカードをすべて引き取ります。

親になった時は自分がカードを引き取ることがないように、なるべく後が続きやすいカードを最初に出すのですが、カードの内訳は先述の通りなので相手も意外と条件に適うカードを持っていたりして、意地を張って手札を出し続けた結果、こんもり溜まった場札をまるごと引き取る羽目になりがちです。

五色あるうち赤のカードだけ失点が多いのですが、このへんはゲームに十分慣れてくると利いてきそうですね。

 

ブラッククイーン

こちらはトランプゲーム。ミスボドは層が厚いですね!(ミスボドが基準になってるがゆえに実感の伴わない顔で)

Windowsの内蔵ゲームにハーツというトランプゲームがありますが、こちらはそれの五人版といった感じです。

切り札無しの   トリックテイキング   を行いながら、失点1になるハートのカードや、失点13になるスペードのQを獲得しないようにします。

ハーツとの違いはハートのブレイクがないことと、五人専用であるために一人辺りのカードの枚数が少なく、ディスカードが行いやすくなっていることでしょうか。

ハーツもこちらもたいへん優秀なトリックテイキングなので、未経験の方はそれこそWindowsでプレイしてみてはいかがでしょうか。

 

ラー

ゲーマーの間で「クニツィア三大競りゲー」と言われる作品群のうちの一つです。あと2つは「メディチ」と「モダンアート」でしたかね。

プレイヤーは手番ごとに、袋から得点源となるタイルを一枚引くか、先手番までに引かれたタイルの競りを開始するかを選択します。

タイルは種類ごとに得点方法が異なっており、それぞれの目指す得点方法や、競り資金として手元にある両替不可のタイルの塩梅を鑑みながら引くか競るかを選択するのですが、赤いラータイルを引くと問答無用で競りが開始されるため、タイルを引く際に独特の緊張感があります。

今回はこっぴどく負けたと記憶しているのですが、今ひとつ敗因が掴めず。嫌いじゃないんですが苦手なゲームです。

 

ニムト

翌日の本会で、差益還元の一環として景品ありのニムト大会が開催される(自分は参加し損ねたのですが)とのことで、感覚と取り戻そうと立てられたゲームです。

場に昇順に並べられた四列のカードに対して、手札から1~104の数字カードを一斉に公開し、公開されたカードのうち数字の若いものから「列の一番右に配置したときに昇順を崩さない列のうち、右端の数字が一番小さい列に」カードを追加していき、列の6枚目のカードを配置してしまったプレイヤーがその列のカードをすべて引き取ります。

カードには1~5個の牛マークが書かれており、引き取ったカードに書かれた牛が一番少ないプレイヤーが勝利です。

枚数の少ない列にカードを配置しようと、右端のカードより少し大きい数字を出したのに、その間のカードをたくさん出されて列を引き取る羽目になるなど、わかっていても結果の意外性に毎回驚かされる楽しさがあるカードゲームです。

安定して面白くぜひ手元にほしいのですが、自分ではニムトの適正人数を集められるあてがなく、悩ましいところです。

 

二次会~四次会

閉会後は魚が安くておいしいお決まりの居酒屋さんで二次会。

二次会中、明日の本会は一部の部屋が朝九時から開くのでエクリプスというヘビーゲームをしようと誘いが入り、でも睡眠時間がなぁなどとのらりくらりしていたところ、なんのかんので帰るタイミングを逃して三次会に参加することに。

帰宅か明日のゲームかを諦めなければならないなあというところで、結局は帰宅の方を諦めることになるのですが、四次会と称してにゃかのさんスーパー銭湯を奢って頂いて仮眠を取るまでの間に、会場のご近所にお住まいの秋山さんをとっ捕まえて、chocoxinaの人間性に関して説教を頂いたりしながら、三次会でいくつかのゲームに付き合っていただきました。

 

War in a warret

名刺屋の最小ロットで100部も刷ってしまったためにむやみに配りまくっていた拙作「This is...coins」を遊んで頂いているときに、そのカードでプレイできると秋山さんから提案頂いたゲームです。

こちらも拙作と同じく「財布に入るゲーム」という出発点で秋山さんが考案されたゲームで、カードと小銭を使ってプレイします。

ルールはごく単純で、戦場を表すカードの上に他のコイン(兵隊)と接しないようにコインを置いてゆき、置けなくなった人の負け、というだけのものなのですが、手番順を見越した配置を求められたり、使うコインの大きさ一つで勝敗が決したりと、拙作と比較してプレイ感も必要なコインの枚数もスマート。

ぜひお手持ちのキャッシュカードなどで遊んでみてはいかがでしょうか。

 

マネージャガ

「マネージャー」というゲームを「ジャガ」というゲーム会の方が多人数向けかつシンプルにアレンジしたものとのことです(chocoxinaは寡聞にしてどちらも存じ上げないのですが)。

プレイヤーは秘密裏に3つの自然数を用意し、各人一斉に公開します。

その後全員の書いた数字を参照し「0から1つずつ順番に数を数えていったとき、書かれた中で最後に読み上げられた数字から10数えるまでに新たに読み上げられた数字が順番に得点になっていく」というルールで得点条件が満たされなくなるまで順番に勝利点を獲得します。

いかに周りの空気を読むかというゲームなのですが、そこを「マネージャー」という原題を踏まえて「ドラッガーが経営者に求められると述べたところの真摯さを競うゲーム」というアプローチでインストを行う秋山さんを見て、ゲームのインストはまず世界観からという持論の徹底ぶりに感心しました。

 

 

 

その後、先述のスーバー銭湯にて仮眠を取り、翌日の本会に向かうわけですが、長くなってしまったのでそのレポートはまた後日。