chocoxinaのover140

良く言えばコラム

2018年買ってよかったもの あるいは私は如何にして吹き出物を止(と)めて人権を得るようになったか

注意:このエントリには、それなりの数のアフィリエイトリンクと、筆者の身の上話が含まれています。

紅茶豆乳

色気づいたころからずっと吹き出物に悩まされていた。

肌というのは元来、自然の驚異から身体を守るために常に健康でなければならない器官なので、その健康が侵されている状態というのは感染症などを想起させて強い生理的嫌悪を引き起こす。

長いことそんな肌で暮らしていると、自分の顔かズタズタであることにも、それによって人が遠ざかることにも慣れてしまうものなのだが、ある時ふと(恐らく機嫌が良かったのだろう)ちゃんと対策してみよう、と思い至ったのだ。
(これまでだって散発的に対策はしていたのだが、実りの無い作業を十数年続けられるほど人間は強くないのである)

そんな吹き出物対策としてこの紅茶豆乳と、以降に紹介するいくつかのものものを始めたところ、以来数カ月、chocoxinaの肌は「凹はあるけど凸はない」ような状態を保ち続けられている。

紅茶豆乳を飲み始めてからは、体感として

  • 毛穴が詰まってもそこから腫れなくなったし、腫れるときも目立たなくなった
  • 言われてみれば皮脂が減った気がする
  • 朝食代わりにしているので、適当な菓子パンとか食べなくてよくなった

などの効果があった。

ちなみに、chocoxinaが吹き出物対策として紅茶豆乳を導入したのは、

  • 紅茶にはジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれるホルモンを抑制する働きがあり、イソフラボンと同時に摂取することでその効果が高まる、という研究がある(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2683253/
  • ジヒドロテストステロンと吹き出物の関係は不明だが、皮脂の発生に男性ホルモンが関与していることと、吹き出物のある人は健常な人に比べてDHTを多く生んだりとかすることなんかは分かってるっぽい(参考:https://www.google.com/search?q=5-alpha-reductase+acne+site%3Awww.ncbi.nlm.nih.gov
  • 上のどれかが間違ってても、まあタンパク質摂っといて悪いことはないだろう
  • 紅茶豆乳はうまい

という理由によるのだが、効果があったのは結局3番目が原因なんじゃないですかね。

ビタミンB錠

DHC ビタミンBミックス 60日分 120粒

DHC ビタミンBミックス 60日分 120粒

吹き出物対策その2。

今までマルチビタミンとか摂ってもあんまり効果がなかったのだけれど、思うに水溶性ビタミンであるB群を一日一回のでかい錠剤で摂ろうとしていたのが良くなかったのではないか、と思い至り、改めてこれを試してみたところ非常に具合がよかった。

体感としては

  • 洗顔のときにぼろぼろと垢が落ちていくことが減った
  • 過食してもあまり体調を崩さなくなった(そもそも肌のことを考えるなら過食をするべきではない)
  • 多めに食事をした後、しかるべき時間までお腹がすかなくなった

等々、一日7円程度でコレなら大満足、という感じの効果が出ている。

水溶性ビタミンは、一般人に出来る程度の過剰摂取なら健康被害も起きないらしいので、ちょっと不摂生をした日におまじない感覚で1錠余計に飲んでおくなどすると精神衛生にも良い。

欠点は、お小水が常にリアルゴールドみたいな色になるところですね。

ヤクルト

※リンク先はミルージュとかいうヤクルト社の乳酸菌飲料

吹き出物対策その3(実は上二つより先に始めている)。

紅茶豆乳とビタミンB錠が効果てきめんだったのに比べるとあんまり効果も感じられていないのだけれど、止めて再発したら怖いし、なにより1本40円で飲める甘い物が冷蔵庫に常備してあるのがうれしいので続けている。

思い返せば、世間での評判通り確かにお通じは良くなったかもしれない。

ちなみに、吹き出物対策として肌に直接つけたりなんだりするものは以下を使っている。

カウブランド 青箱 10コ入 (85g×10個)

カウブランド 青箱 10コ入 (85g×10個)

ナチュリエ スキンコンディショナー 500ml

ナチュリエ スキンコンディショナー 500ml

ニベア クリーム 大缶 169g

ニベア クリーム 大缶 169g

もろもろ飲み始める前に「どうせ対策とかしても無駄だから、安いなりに信頼できるやつにしよう」みたいな動機で買ったものをそのまま使っているかっこうである。

無印良品 オーガニックコットン洗いざらしオックスボタンダウンシャツ

https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4550002289263?searchno=24§ionCode=S100021802

さて、人権肌(人様におおむね普通に接してもらえる程度には嫌悪感をもよおさなくなった肌、という意味の造語)を獲得した後は人権ファッションを獲得したい。

もともと被服にはそれなりに気を遣っていたつもりだったのだけれど、30を前にして「ド定番」を着ることに抵抗がなくなったことだしちゃんとした白シャツ買ってみよう、ということで目をつけたのが、世間的にも評判の高い無印のシャツ。

シルエットだの造りだのといった点へのコメントは控えたい(馬鹿がバレそうだから)が、多少シワが寄っても汚い感じにならない質感が気に入っている。

貧乏していて古着ばかり買っていた頃は、どうしても質にまでこだわれずに詰めの甘いものを着ていたので、女の子から当時の服を称して「あれパジャマみたいだったね」なんて言われることもあったくらいなのだが、今こうしてそれなりにきちんとしたものを着られるようになってくると気分も上向くというものである。

anello スクエアリュック

日本中の女性の背中にでかい持ち手を生やした元凶ことanelloのリュックであるが、色味やサイズによっては男性の使用にも耐える。

妙に軽くて丈夫な生地、ごつごつ・ごてごてしていない見た目、大きめのボードゲーム(趣味でよく持ち歩くのだ)が二つは入る大容量、まあまあ気の利いたつくりの内ポケット、そしてレディースならではの大量生産によるものであろう実売3,000円程度という低価格。

そりゃあみんな背中に持ち手を生やすわという完成度の高さである。

またanelloのリュックといえばチャックの部分に「がま口」のような口金のついたモデルが有名だが、chocoxinaのオススメはリンク先のもののような、口金がない代わりにチャックが大きく開くタイプ。

あの口金は、小物を大量に入れた上で中身をまさぐるような場合には便利なのだが、ちょっとシルエットがレディースレディースしてしまう上に、本体の横幅よりもやや大きいもの(ボードゲームなんですけど)を無理やり入れる際に邪魔になるのだ。

番外編 Nocci More

Nocci more クロ

Nocci more クロ

これは厳密には2019年に入ってから買ったものなのだが、この記事を上げるまでは2018年(強弁)なので。

雑に紹介すると「薄くて細くてリフィル式なモレスキン」といったところ。

小さいのでほかのハードカバーノートより持ち歩きやすいし、開けば「見開きでモレスキン1.3ページ分」くらいのスペースがある上に製本のノドの部分がよくできていてページをまたいでも違和感なく字が書けるので筆記スペースの不満はないし、ちぎるタイプのメモではないので後で見返したり加筆したりが容易だし、リフィル式なのでランニングコストが安い上に運用法を変えたくなった時にも簡単に中身を入れ替えて気分をリセットできるしといいことずくめである。

メモ帳の運用法や重視すべきポイントは人によって本当に様々だが「細長いモレスキン」というだけで結構な層にリーチするんじゃないかと思っている。流行ってくれないとリフィルの生産が終わるかもしれないので売れてほしい。

仕事をした

いきなりですが仕事をしました

suumo.jp

chocoxinaは普段の仕事で、SEO対策がてら自社メディアのテキスト類を書いているのですが、個人名義でのライティングの仕事はこれが初になりますんで、ぜひぜひ読んでシェアして頂けると幸いです。

というかSUUMOタウンさん、目に見える実績もないライターによくこれだけ属人的な記事を書かせてくれたものだと思います。
みんな引越しの際はSUUMOで部屋を探そう。

さて、逆に上記記事からこのブログを見に来てくださった方がもしいれば、せっかくなんでいろいろ見て行ってください。

この前バズった「違法テプラ」の記事とか面白いと思います。

chocoxina.hatenablog.com

(あと、書き物のお仕事も募集中です。ご用命はハンドルネーム@gmail.comまで)

君は「いきあたりバッテラ」を知っているか

君は「いきあたりバッテラ」を知っているか。

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知らないのか、ならば教えよう。 そういうボードゲームがあるのだ。

流行ってるだろ最近、ボードゲームとかいうやつ。

※この記事は、ボドゲ紹介 Advent Calendar 2018 7日目として作成されました。

まずは「お邪魔者」の話

「いきあたりバッテラ」の話をする前に、「お邪魔者」というゲームについて話す必要がある。

ボードゲーム お邪魔者 (日本語版)

ボードゲーム お邪魔者 (日本語版)

その筋の間では相当に有名だし、プレイしたことがある人もいるかもしれない。

このゲームでは、プレイヤーはドワーフになって金鉱を掘り進んでいく。

地下深くにある宝石を見つけるために協力して穴を掘っていくんだが、プレイヤーの中に実は「お邪魔者」が紛れていて、こっそり邪魔をしてくる。

宝石のない方へ皆を誘導したり、働き者の道具を壊したりするわけだ。

働き者たちとしては、そういったお邪魔者の道具を壊したりして円滑に仕事を進めたいわけだが、いま自分の隣で素っ頓狂な横穴を掘っているドワーフが、お邪魔者なのかただの間抜けなのかは分からない。

金鉱掘りに必要なカードはランダムに配られるので、必要な仕事がいつでもできるとは限らないのだ。

そういう状況で、お互いの正体もわからないまま、邪魔し、邪魔される展開を楽しめるのがこの「お邪魔者」というゲームで、こういった種類のゲームを好事家たちは「正体隠匿系」と呼んだりする。

今度こそ「いきあたりバッテラ」の話

さて本題の「いきあたりバッテラ」。

このゲームもお邪魔者と同じ「正体隠匿系」に属する。

さっきのゲームでプレイヤーは「働き者」と「お邪魔者」に分かれたが、このゲームでは「徳島県民」と「香川県民」に分かれる。

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「いきあたりバッテラ」はその名の通りバッテラを作るゲームであるからして、もちろん悪者は香川県民である。

そして他にもこのゲームには、先の「お邪魔者」と似た部分が多い。

「お邪魔者」はテーブルに道を模したカードを並べて金鉱を掘り進めるゲームだが、「いきあたりバッテラ」は材料の書かれたカードを並べてバッテラを作るゲームである。

ゆえに、配られるカードの中には

f:id:chocoxina:20181204002943j:plain 鯖、

f:id:chocoxina:20181204003002j:plain 酢飯、

f:id:chocoxina:20181204003115j:plain 昆布、

f:id:chocoxina:20181204003134j:plain そして特に徳島名物でも香川名物でもない鶏のから揚げが入っている。

プレイヤーはこれらのカードを一人一度に一枚ずつ場に出し、並んだ3枚が「鯖・昆布・酢飯」の正しい組み合わせ(順不同)だったときにバッテラが一つ完成。 そこで徳島県民にいくらかの点が入る、という流れだ。

逆に、香川県民が得点を得るためには、材料の中に鳥からを紛れ込ませたり、鯖や酢飯を必要以上に突っ込むことになる。 むろん、手札の都合で仕方なくそうなったのだ、という芝居を打つ必要があるだろう。

そして、「お邪魔者」で他プレイヤーに妨害用のカードを突き付けることができたように、「いきあたりバッテラ」では怪しいプレイヤーを故郷(くに)に返すことができる。

f:id:chocoxina:20181204003156j:plain ※このカードを他プレイヤーに渡すことで故郷に帰す

故郷に返されたプレイヤーはその正体を問わず、カードを出すことも得点を得ることもできなくなり、ゲームが一区切りつく(バッテラが10個作られる)まで香川で寂しくうどんをすすることになる。

そうして故郷に返されたプレイヤーがめでたくも香川県民だった場合、彼をカウンターから追い出した徳島県民は得点を得ることができるのだ。

「いきあたりバッテラ」はなぜ素晴らしいか

このゲームは短く、そして大味である。

そして何より、短く、大味であるようデザインされている。

「いきあたりバッテラ」を少しでもプレイすると分かることだが、このゲームにおいてバッテラを正しく作ることは容易ではない。

4種あるカードのうち3種を過不足なく1枚ずつ用意しなければならないというのに、プレイヤー一人ひとりの手元には高々2枚のカードしかないからだ。

このような状態で、あるプレイヤーが徳島県民か香川県民かを見分けることは、少なくともカードの出し方だけを情報とする限りほぼ不可能に近い。

だのにこのゲームでは、「香川県民を故郷に返す」アクションに非常に高い得点が設定されている。

愚直にバッテラを作るだけではなく、不完全な情報をもとに積極的にプレイヤーを故郷に返さなければならないのだ。

また「故郷に帰れ」のアクションはかなり強力であるにも関わらず、ほとんどデメリットを与えられていないのも巧い。

このバランシングによって、「いきあたりバッテラ」では、大味な展開がほぼ約束されることになる。

「鯖!」「昆布!」「昆布!」「故郷へ帰れ!」「鳥から!」「故郷へ帰れ!」と繰り返すうち、プレイヤーのテンションは否応なく高まっていく。

この「いきあたりバッテラ」には「超高速正体隠匿徳島ご当地寿司作りゲーム」という副題がついているのだが、まさにその名の通りスピーディーかつトランシーで寿司作りッシュな体験が得られることだろう。

ところでボードゲーマーの間では、あまり出来のよくない短時間ゲームを「まあ、酒でも飲みながらやる分にはいいんじゃないですか」などと評する向きがある。

しかしその点「いきあたりバッテラ」はまさに本来の意味て「酒でも飲みながらやるゲーム」だ。

現在絶版で入手しにくいゲームだが、プレイする機会があればぜひお試しいただきたい。

Fake Food Japan (フェイクフードジャパン) バッテラ マグネット

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